HOME > 『阿蘇エリア』で、パワーをチャージ!! 中編
世界最大級のカルデラを持つ活火山、「阿蘇山」は火のエネルギーが充満したパワースポットです。
巨大なパワーはあちこちに飛び火して、さらなるパワースポットを生み出している様子。
とても前後編では紹介しきれず、また前回も好評だったことから、全三回へと企画を変更します。
「中編」の今回はパワースポットのほか、人気のご当地グルメをご紹介。
火の国ならではの奥深い魅力を堪能して下さい。
標高954mと高さこそ阿蘇山（阿蘇五岳）には及ばないものの、鉢を伏せたような整った形状で人気を集めているのが「米塚」です。杵島岳の北東にある火口丘で、阿蘇の神･建磐龍命（たけいわたつのみこと）が、手に米をすくって空から降らしたという伝説があります。
頂上に直径10m、深さ20mほどのくぼみ（火口）があるのですが、これは建磐龍命が貧しい人々にお米を分け与えた名残りだとか。阿蘇五岳はある角度から眺めると涅槃像のように見えますが、米塚は涅槃像へのお供え物のようにも感じられます。とても有りがたいエネルギーに満ちたパ
ワースポットと言えるでしょう。
次にご紹介するのは、別名「日本のストーン･サークル」。阿蘇郡南小国の押戸石（おしどいし）山の山頂にある石群であり、古代人の祈りの場だったとも言われています。
UFO目撃談が多く、発着基地説を唱える方も少なくない様子。UFOの目印とされているのが「押戸石」と言われるピラミッド型の石で、高さ約5.3ｍ、周囲15.3ｍに及びます。注目すべきは、この西面に当たる岩肌。古代文字（ペトログラフ）が刻まれており、しかも約4000年前のシュメール文字とのこと。コンパスを持って岩の周りを歩くと、異常な振れ方をするなど不思議がいっぱいです。
さて、こうしてあちこちを散策すると、汗やホコリが気になってくるもの。そんな時はぜひ、情緒あふれる立ち寄り湯へ。阿蘇の裾野には、手頃な料金で楽しめる天然温泉がたくさんあります。温泉好きはもちろん鉄道ファンにも人気なのが「阿蘇下田城 ふれあい温泉駅」。全国的にも珍しい駅の中にある温泉で、駅自体がお城の形をしているのもユニークです。
ご当地グルメは、阿蘇名産・高菜漬けの混ぜご飯に錦糸卵を載せた「高菜めし」が有名。筍を混ぜたり、チャーハン風に炒めたりと、その店独自の工夫も楽しめます。里芋や豆腐、ヤマメ、沢蟹などを串に刺し、味噌をつけて炭火であぶる「高森田楽」も人気。囲炉裏端でアツアツをご賞味あれ。 お土産には「高菜漬け」や「からし蓮根」、「阿蘇サイダー」が好評。ちなみに阿蘇山のロープウェイ山上駅には「火山灰ソフトクリーム」も販売しています。本物の火山灰かどうかは、自分の目で（舌で）お確かめ下さい。 次号はいよいよ『阿蘇エリア』の後編をお送りします。「宙に浮かぶ奇跡の石!?」「川がないのに流れ落ちる滝!?」など、ミステリアスなパワースポットを一挙公開。
さらには宝くじ持参の参拝客が後を絶たない「福の神（お地蔵さん）」も…。
ぜひ、お楽しみに!
【杉田（すぎた）先生からひとこと】
阿蘇エリアのパワースポットは、超自然現象から生み出されたとしか思えないほど巨大なサイズ、不思議なカタチが特徴です。好奇心をワクワクさせるだけでも元気が出ますよ
