HOME > 『阿蘇エリア』で、パワーをチャージ!! 後編
九州全域にまで影響を及ぼすと言われる、強大なパワーを誇る「阿蘇山」。
今回は『阿蘇エリア』シリーズの締めくくりにふさわしい、特にユニークなパワースポットをご紹介します。
「理屈はいらない。パッと見ただけで『おおっ!』と感動できる場所でエネルギーを吸収したい!」 そんな直感重視のパワースポットファンに人気なのが、南阿蘇村にある奇岩「免の石(めんのいし)」。
両側を巨大な岩石で挟まれ、まるで宙に浮かんでいるかのようです。夜に洞窟の中から空を見上げると、北極星と竜座が眺められることから、地元では「竜の卵」との別称も。竜が産み落とした石との説もあり、神聖な場所して大切にされてきました。
それにしても、この不思議な光景には誰もが目を奪われます。
自然の驚異か、神のいたずらか…。「落ちそうで落ちない石」は、合格祈願への絶大なご利益が期待できそうです。
ただし、道中はとても険しい山道で、しかも私有地を通るのでガイド同行が基本です。
トレッキングツアーも組まれているので、興味のある方はぜひツアーに参加して登るようお願いします。
ミステリアスなパワースポットして注目を集めているのが高森町にある「うそぐいの滝」。水の流れ落ちる音はするのに姿が見つからず「滝があるなんて嘘だ」と言われていたことから名付けられたとか。
また、通常の滝は川から流れ落ちるものですが、この滝は岩盤から噴出す湧き水がまとまって滝を形成。こうした「ウソみたい」な特性からも、その名のいわれを感じられます。
高さ約30メートルからきめ細かいしぶきを飛ばす滝は豪快で、また時折見える虹がかかった様子はまさに絶景! マイナスイオンに包まれながら、自然のパワーを吸収できます。
現在では「うそぐいの滝」と書かれた小さな看板もあり、しばらく進むと駐車場へ着きます。ここから滝までは徒歩約20~30分とされていますが、入山は午前中に限られ、ガイドの同行も必要。歩きづらい階段やハシゴ、ロープにつかまって移動しないと危険なところもあり、登山初心者には厳しいロケーションです。
もっと気軽にご利益を賜りたい。率直に言うなら、現金が欲しい…。そんな声に応えるべく、満を持してご紹介するのが内牧のお地蔵さん「福の神」。富くじ(宝くじ)を手に満面の笑みを浮かべて俵に鎮座しています。
十数年ほど前、土に埋まっているのを地元の方が偶然掘り出し、すぐ近くに祠を建てて祀ったところ…。地元の人々が何人も宝くじに当たりだしたのです。なんと3億円も数本当選したと言うからビックリ。今では宝くじ持参の参拝者が大勢押し寄せ、旅行会社のツアーにも組み込まれているそうです。
全3回に渡ってお送りした『阿蘇エリア』特集、いかがでしたか。
阿蘇山についての基礎知識やご当地グルメなどを知りたい方は、ぜひバックナンバーにて本シリーズの前編・中篇(「この想いに、もっとチカラを!!
~パワースポットを訪ねて~」vol.003・004)をご覧下さい。
【比美歌(ひみか)先生からのひとこと】
阿蘇エリアのパワースポットは、超自然現象から生み出されたとしか思えないほど巨大なサイズ、不思議なカタチが特徴です。好奇心をワクワクさせるだけでも元気が出ますよ