HOME > 『淡路島エリア』で、パワーをチャージ!! 中編
古事記や日本書紀によると、日本列島の中でも最初にできたとされる「淡路島」。それだけに島全体がパワースポットとの説もあるほど。神話が息づく島だけに、パワースポットも神社が多いのも特長です。今回はそんな淡路島の特集第2弾。スピリチュアルな雰囲気が漂う注目スポットが目白押しですので、ぜひじっくりとお楽しみ下さい。
観覧車のあるサービスエリアとして有名な淡路SA。そのすぐ近くにあるのが「石屋神社」です。ご祭神はイザナギとイザナミ、それに日本最初の神である国常立尊（クニトコタチノミコト）の三柱。もともとは300m北にある三対山（城山）にあり、約500年前、築城の際に現在地へ移転したようです。
神功皇后が三韓征伐の際、対岸の明石垂水の浜で風波に遭って渡海に難渋し、風待ちのために着岸したのが岩屋。そこで三対山上の石屋明神に参拝して戦勝を祈願し「いざなぎやいざなみ渡る春の日にいかに石屋の神ならば神」と詠むと風波が止み、海上が静まったという伝説が残っています。
本殿の天井には十二支をあしらった方位磁石があります。全国でも淡路島に3ヶ所しかない貴重なもの。大きくかつ美しい方位磁石には、天運を引き寄せるパワーが感じられます。また春分･秋分の日は、社殿で鳥居の中央から日の出を眺めることができます。
淡路島で一番高い山が、標高607.9mの論鶴羽山。修験道の聖地として信仰を集めた山で、頂上付近には論鶴羽神社があります。ご祭神はイザナミこと｢論鶴羽大権現｣を主神に、その御子である速玉之男命（はやたまのおのみこと）、事解之男命（ことさかのおのみこと）の三柱です。
狛犬のそばにそそり立つ「親子杉」は、兵庫の巨樹巨木に選定されています。また献木の「ゆずりは木」は、若葉が出ると、前の葉が譲るように落葉することから名付けられたとか。後世へと生命を伝えていく様子が感じられ、「親子杉」同様、親子の絆を感じさせられます。
淡路島最大のパワースポットで縁結び、安産、夫婦和合、五穀豊穣、海陸交通安全のご利益が期待できるとされています。もちろん親子に関する願い事にもパワーを授かれそうですね。
ここは遥か昔、入江の中の聖地とされる丘にあり、おのころ島として親しまれてきました。現在は陸地にありますが、「おのころ島神社」が鎮座するこの丘こそ、イザナギとイザナミによる国産み･神産みの舞台だったと伝えられています。縁結びや安産などにご利益があるというのも納得できます。
高さ21.7mもの大きな鳥居は神々しく、かつ迫力満点。平安神宮や厳島神社と並び、日本三大鳥居に数えられます。ぜひ鳥居の下に立ち、ダイナミックなパワーを感じて下さい。なお縁結びのお守りは赤と白があり、男性が赤を、女性が白を持つと恋愛が成就するとされています。片思いの女性は、観光地のお土産として、さりげなくプレゼントしてはいかが!?
さて、次号は淡路島の中の、さらに小さな島にあるユニークなパワースポットをご紹介します。お待ちかねの観光&グルメスポットもご案内する予定。どうぞご期待下さい!
【良湖（りょうこ）先生】
ひとくちにパワースポットと言いますが、パワーにもいくつかの種類があります。パワーを感じられるかどうかは、訪れた方の備える気との相性や心の状態とも関係します。ぜひ気持ちを落ち着かせた状態で、たくさんのスポットを巡ることをご提案します。
