HOME > 『淡路島エリア』で、パワーをチャージ!! 後編
国生み神話が息づく日本発祥の地「淡路島」のパワースポットを巡る特集第3弾。今回はひと目で恋愛にご利益があると感じるユニークなパワースポットが登場。さらには観光&グルメ情報まで、ズラリとご紹介します。
恋愛成就のパワーを授かりたい方、必見なのが「上立神岩」。海中から突き出た高さ約30mの巨岩で、天の御柱とも呼ばれています。
恋愛のパワースポットとして注目される理由は、誰の目にも一目瞭然。岸壁の中央付近にハッキリと“ハート型”が刻まれています。世の中にはいろんな奇岩がありますが、この完成度はまさにミラクル! 携帯の待ち受け画面にしても、かなりの効果が期待できそうですね。
「上立神岩」のすぐ南、室町時代に海中より阿弥陀様が現れた「アミダ碆岩(ばえ)」、イザナギとイザナミの契りの場「平バエ」からも強い波動が伝わってきます。
「上立神岩」は淡路島の南部、約4.6 kmの海上に浮かぶ「沼島(ぬしま)」にあり、船便で渡ります。洲本港から約52分、土生港からなら10分ほどで、ちょっとしたクルーズ気分が味わえますよ
イザナギとイザナミが矛(ほこ)で海原をかき回し、引き上げた先から滴り落ちた潮が固まって一つの島になった。イザナギとイザナミはその島に下りて夫婦の契りを結び、国生みを行ったとされています。
この「滴り落ちた潮が固まってできた」のが「沼島」だとされています。しかも沼島を地図で見ると、開運祈願のパワーストーンでお馴染みの勾玉のシルエットが浮かび上がるのです。勾玉状に浮かぶ島にハートが刻まれた巨岩って、理屈抜きに凄いパワーを感じませんか!?
イザナミとイザナギを祀る「おのころ神社」、沼島以外ではフランスでしか見られない同心円構造の岩石「鞘型褶曲(さやがたしゅうきょく)」なども見応えあり。沼島を一周したい方には「沼島遊歩道」をオススメします
淡路島が国生み神話の舞台として紹介された「古事記」。この日本最古の歴史書が編纂されてから、平成24年で1300年を迎えます。そこで現在「淡路島くにうみ神話祭」を開催中。平成25年3月31日まで歴史や食の魅力、伝統芸能の記念事業を実施しています。
各種イベントの舞台ともなっているのが、淡路島のあちこちに広がるリゾートエリア。個性豊かな庭園が遊歩道などで結ばれた回遊式庭園あり、日本の渚百選・日本の夕陽百選にも選ばれた白い砂浜の松原あり、多彩な表情を楽しめます。ファームパークでは、コアラなど可愛い動物がいっぱい。カルチャー派の方には、断層保存館やうずしおの科学館、淡路人形の浄瑠璃館も見事です。
太陽と自然に恵まれた淡路島は、特産品の玉ねぎや淡路ビーフの料理が絶品。海鮮ではウニやとらふぐ、伊勢海老など高級食材も、比較的リーズナブルに頂けます。たこせんべいや鯛のかまぼこの工場、牧場などでは、見学や手づくり体験も楽しめますよ。
全3回でお届けした『淡路島エリア』特集、ご満足頂けましたか。もっと知りたいという方は、ぜひバックナンバーにて本シリーズの前編・中篇(「この想いに、もっとチカラを!! ~パワースポットを訪ねて~」vol.006・007)をチェックして下さいね。
【怜央(れお)先生】
淡路島はマリンレジャーやキャンプに最適なリゾートアイランド。パワースポット巡りを楽しんだ後、春以降にもう一度お出掛けして、今度は豊かな自然から生命エネルギーを吸収するのも素敵だと思います。